子供に注意していません。

母親がいちばんこどもに接する度合が大きい

子どもはぐっとつまったような顔をして聞いているところが、現在は道徳というものがどこかに置き去りにされてしまって、エリートになることがいいことだ、お金があることがいいことだといった価値観に侵されていて、心の問題が忘れ去られているのです子供の幸福を祈る母の姿
私は四人きょうだいの次男として育ちました。私が生まれたのは大正十四年ですが、私の父は昭和十年、私が十歳のときに若くして脳溢血で亡くなりました。父は検事、弁護士を経て当時は貴族院議員でした。ですから、私が教育を受けたのは戦前のことです。
戦前の頃は、現代のように女性が外に出て働くということはほとんどありませんでした。ですから母は父が亡くなってからも仕事はしていませんでしたが、夫に先立たれた悲しみの中で、残された四人の子供を抱えて決して経済的にも楽な暮らしではなかったと思います母はカトリックの信者でした。

成績が落ち

後になって母は「あなたたちは、お父さんがいないために、とできずに、弱虫な子供に育ってしまいました」と言ったことを覚えています伸び伸び母には私たちに父親がいない分、自分が頑張って父親の代わりもしなくてはいけないという気持ちが強かったようです。ですから、母はずいぶんと私たちに対しては厳しかったものです。それでも、母はやはり父親がいないために、私たちが意気地のない子になってしまったという思いもあったのでしょう。
しかし、母に厳しく育てられたことは、今になってみると、とても有り難いことだと思いますその母は一九八六年三月にすい臓ガンで亡くなりました。亡くなってまだ四年ですが、もうずいぶん前に母を失ってしまったような気がしています。それまでずっと母と一緒に暮らしていたので、私には母がいない人生などは考えられませんでした。今でも毎日母のことをいろいろと思い出します私がいつも思い出す母は、私たちがまだ小さいときに、私たちのために手を合わせて神様に祈っていた姿です。母としては、いろいろな心配があったことでしょう。子どもを捨てればもしかする

教育がじゃまになる点だただひとつ

父親に対する強い不信感を植えつけるだけです。私たちが怪我をしないように、交通事故に遭わないように、友達からいじめられないように、病気にならないように、いい子に育つようにといったように、私たち子供の幸せを一生懸命に祈ってくれていたのだと思います母の祈っている姿を思い出すと、母がそんなふうに私たちの幸せをいつも願ってくれていたからこそ私たちが健康になんとか成長することができたのだなあと、つくづくと思います今はその母と一緒に食事をしたり、話し合ったり、旅行に行ったりという喜びは味わえなくなってしまいましたが、母は天国でいまだに私たち子供たちや孫たちのために祈ってくれているだろうと想像します子供のために祈る親の姿ほど、子供にとって尊いものはないのではないでしょうか。

子どものいい加減さを生みます。

学校である担任が授業でこの詩を教えたあと動
私たちは母に勉強をよく教えてもらいましたが、勉強など教えてくれなくてもいい、お金がなくてもいい、そんなことよりも子供がいい子に育ってほしいという親の気持ちだけでいいのです。
私たちは、母に偉くなりなさいなどと一言も言われたことはありません。いい子になってほしいとしか言われませんでした。そのために、ただひたすら祈り続けてくれた母の姿は、いくら言葉を尽くしても表現できないことを、私たちに教えてくれた雄弁な沈黙ともいえるような重みを持ってやる気になるかプレッシャーになるかお母さんは、子供はまだ小さいから自分の気持ちなどはわからないだろうと思いがちですが、子供というのは透明な目と透明な心を持っていますから、お母さんの気持ちにはとても敏感なものです。
子どもに無理やり買わ

子供たちは修学旅行の後

言葉に出さなくても、お母さんの気持ちは子供に伝わるものです。
たとえば、お母さんが子供に過剰な期待をかけて、有名な進学校に入学させたいといった願望を持つているとします。そんなお母さんの気持ちは、すぐに子供に伝わります。すると、それを祈ったりするお母さんの姿は、子供にとって大きなプレッシャーになるものです。いい子になってほしいと祈るのとは、まったく別なのです。
子供が有名な学校に入れるかどうかといったことは、子供の長い人生から見たら、とるに足りないとです。そんな目先のことを願って、子供にプレッシャーをかけないでほしいのです。
また、子供に対するお母さんの願いとして、みんながしているから、うちの子供もそうさせたいといったこともあると思います。しかし、一人ひとりみんな顔が違うように、一人ひとりみんな持って生まれた性格も才能も違うのですよくお母さん方はA君もしているのだから、あなたもといったことを子供にさせようとしますA君はあくまでもA君なのです。

しつけをします。

子どもにとって怖い人はどう
その子供には子供の道があるのです。どうもお母さん方には、世間体というのが基準になっていて、その基準を子供に押し付けるといった傾向があるのではないでしょうか
こうした世間体に振り回されたり、けないでほしいのです。
目先の利益だけで、子供に対してお母さんは自分の願望を押し付お母さんは、もっと大きな視点から、本当に子供のためになるかどうかを考えてあげて下さい。子供というのは、お母さんの気持ちにはとても敏感ですから、お母さんが自分に対して、どういうことを願っているのかを、わかってしまうものです。それだけに、大人の世俗的な価値観を押し付けたようなことを、子供に対して望むと、その期待に押しつぶされてしまいかねません。


の本当の意味忙しさに流されていませんか現代は誰もがとても忙しく時を過ごしていますこのという字は、りっしんべん
と書きます。
の意味ですから、そのような戒めの意味がこりっしんべんは
このという字は心が亡くなる、められているのです。
心が失われるという意味になります。
その点で、本当にうまくできている、素晴らしい言葉です。
この忙しいという字は、またせわしいともせわしないとも読みます。


父親に対する強い不信感を植えつけるだけです。 先生は障害児が入級してきて 子供もっいてきません。